Products製品情報

5052 シリーズ
[小型水晶発振器用 IC]

概要

5052 シリーズは、発振周波数20MHz~125MHz基本波発振の水晶発振器向けの水晶発振器用ICです。
発振回路部を定電圧駆動にしたことにより、消費電流と水晶電流を大幅に低減するとともに、発振特性の電源電圧依存性も大幅に低減しました。
PAD 配置は、パッケージ構造、実装方法に合わせて3種類のタイプから選択できますので様々な発振器形態に最適です。

仕様

Oscillator typeSPXO向け
Oscillation frequencyFundamental20MHz~125MHz
Operating temperature-40℃~+125℃
Output typeCMOS
DividerfOSC~fOSC/16
Standby mode
INHN=”Low”
OscillatorStopped
OutputHi-Z
Chip size0.60mm×0.57mm
PAD layout typeFCB, WBⅠ, WBⅡ
Packageウェーハ, チップ

バージョン

Oscillation

frequency*1

[MHz]

Operating

voltage

[V]

Operating

temperature

[̊C]

Output

type

Output

frequency

PAD layout and version name
FCBWBⅠWBⅡ
20 to 601.6 to 3.63-40 to 125

CMOS

15pF max.

fosc5052HA15052HB15052HC1
fosc/25052HA25052HB25052HC2
fosc/45052HA35052HB35052HC3
fosc/85052HA45052HB45052HC4
fosc/165052HA55052HB55052HC5
40 to 80fosc5052HAP5052HBP5052HCP
fosc/25052HAQ
fosc/45052HAR
fosc/85052HAS
fosc/165052HAT
60 to 125fosc5052HLP

*1. 推奨発振周波数は、NPC 特性確認用水晶からの目安であり、発振周波数帯を保証するものではありません。水晶振動子の特性や実装条件 により特性が大幅に変動しますので発振特性の十分な評価のもとご使用下さい。

チップレイアウト

ブロック図

特長

5052を使用することで、1.6V~3.63V、-40℃~+125℃と広い動作範囲をカバーし、優れた位相ノイズと低消費電流特性をもつSPXOの開発が可能となります。