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NEDO研究開発委託事業の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先導研究」に採択

セイコーNPC株式会社(本社:東京都台東区台東二丁目9番地4号 代表取締役社長 遠藤洋一)は、このたび、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先導研究」の開発テーマ「 (e) MEC関連技術」の一つとして、「低ノイズ、高精度、高周波差動出力 水晶発振回路の研究開発」の内容を提案し採択されましたので、お知らせいたします。

第4世代移動通信システム(4G)と比べてより高度な第5世代移動通信システム(5G)は、現在各国で商用サービスが開始されていますが、さらに超低遅延や多数同時接続といった機能が強化された5G(ポスト5G)は、今後、スマート工場や自動運転といった多様な産業用途への活用が見込まれており、我が国の競争力の核となり得る技術と期待されています。

本研究開発では、ポスト5G社会の通信システムで求められる低ノイズ、高精度、高周波の基準クロックを生成するための水晶発振器に搭載する半導体チップを開発することを目的としています。

当社は従来より、多様なシステムに対応した水晶発振器用半導体チップの開発に取り組んでおり、本研究開発を通じて得られた知見を活用し、次世代通信規格に向けた更なる低ノイズ技術、高精度化、高温対応の研究開発を進め、通信ネットワークの発展に貢献してまいります。