環境負荷低減活動

企業活動において、地球温暖化や酸性雨といった環境に負荷(悪影響)を与える要因は数多くあります。代表的なものは、CO2、硫黄酸化物、窒素酸化物です。
これら環境に負荷を与える要因は、生産量の増減により大きく変化しますが、那須塩原事業所では絶対量を減らす活動に取り組んでいます。とくに地球温暖化の要因である温室効果ガス(CO2等)削減、化学薬品、産業廃棄物の削減活動を行っています。

CO2発生量

那須塩原事業所は1999年、落雷による停電被害を防止するため、事業所全体の電力をまかなえるコ・ジェネレーションシステム(以下CGS)を導入しました。CO2の大半はその燃料であるLPGの消費で発生しており、2005年まではほぼ横ばいで推移してきました。
その後、商用電力のCO2発生係数が低下したこともあり、2006年夏以降の電力供給はCGSから商用電力へシフトしており、雷警報システムの導入、商用電力とCGSの間欠運転を併用することで落雷による停電に備えています。
2011年は東日本大震災によって国からの電力使用制限令が出され、CGSの連続運転を余儀なく実施しており、LPGの消費量とCO2が一時的に増加しました。
CGSの間欠運転を継続してきましたが、2014年夏以降はCSGを完全停止したため、2015年のLPG消費はゼロとなっています。

CO2発生量

化学薬品の消費量

化学薬品は生産活動で大量に消費しますが、約半分はその排水処理で中和剤として使用する苛性ソーダが占めています。
2001年の減少は製造工程および排水処理場の合理化によるものです。それ以降はほぼ横ばいです。製造工程で消費する化学薬品を削減すると、中和剤としての苛性ソーダも削減されますので、製造工程の改善に取り組んでいきます。

化学薬品消費量推移

産業廃棄物の発生量

使用済みの化学薬品や排水処理で発生する汚泥等を産業廃棄物として排出しています。
汚泥はセメントの原料にする廃棄物の再利用活動を行い、2003年以降は産業廃棄物のリサイクル率100%を継続しています。

産業廃棄物発生量とリサイクル率推移