Interview 02

Interview 02

先進の、その先へ。
挑戦、追求し続ける
心が自分を支える

テスト開発

2016年入社
/工学資源学研究科電気電子工学専攻

  • Question 01現在の仕事内容

    徹底した検査で
    量産を支援する
    現在の仕事内容は半導体ICのテスト開発業務です。お客さまの手元に届ける前に、製品が正常に動作するかを検査します。不良品を取り除き、評価と検証をして確立された品質のものを量産するには、徹底した検査が必要なのです。そのために「治工具・じこうぐ」といわれる、各製品に適した専用の検査装置を開発しています。また、装置を動かすために、検査装置のプログラム開発も行い、検査内容を逐次合理化し、量産支援に結びつけるのが仕事です。
    徹底した検査で
量産を支援する
  • Question 02失敗から学んだこと

    失敗を成長に導く
    柔軟な体制
    入社1年目に、預かった治工具をしっかり確認せずに検査装置へ入れてしまい、装置を壊したことがあります。故障は軽微だったのが救いでしたが、1,000万円レベルの高い装置。血の気が引きました(笑)。それでも先輩たちは頭ごなしに怒らずに「やっちゃったかー。貸してみろ」と、こちらの話を聞いた上で対処してくれました。相談しやすい尊敬する先輩です。ただやはり申し訳ない気持ちでいっぱいでした。その後は、「同じ失敗は繰り返さない」と、治工具等の確認をしてからテスト開発を行うようになりました。
    失敗を成長に導く
柔軟な体制
  • Question 03仕事のやりがいと魅力

    品質を守る重要な砦
    製品特性を見落とさず、一つずつ検査する仕事は、品質にかかわる重要なポジション。先輩に「うちの課が最後の砦。ここが崩れると正確な検査ができなくなる」と教わり、仕事に誇りを持っています。先進的な新製品にはトラブルがつきものです。製品評価は問題なかったのに、想定した動作に至らないのは検査環境が問題なのか、新たに見つかった課題なのか。挑戦しながら追求していく。予期しないトラブルを解決して、晴れて出荷できます。検査環境を立ち上げた製品に関しては、満足感や達成感のほかに、自分のスキルが向上したことも感じます。
    品質を守る重要な砦

1日の流れ

  • 8:30 a.m.

    課内朝礼/進捗報告
  • 8:40 a.m.

    メールチェック/当日の作業内容・スケジュール確認
  • 9:00 a.m.

    テストボード作製
  • 11:00 a.m.

    テストプログラムコーディング
  • 1:00 p.m.

    工場内で実機の動作確認(デバッグ)および測定データ収集
  • 4:00 p.m.

    データ整理および測定結果の特性評価
  • 5:00 p.m.

    メールチェック/翌日のスケジュール・アクションアイテム確認
  • 5:30 p.m.

    退社

Message学生へのメッセージ

半導体が専門でなくても、高校レベルの電気回路の知識があれば仕事に活かせます。入社後に半導体の基本的知識や電気回路などの工学知識を覚えることに抵抗感がなければ、興味を持って仕事ができるのではないでしょうか。
装置の専門用語が会話に出てきても、社内に参考書や説明書があるため、 用語や動作イメージを調べて、自分の中で具体化できます。難しいときには先輩にアドバイスをもらう、または実際に動かして評価することで、自分の経験になり自然に覚えていけます。まずは挑戦してほしいです!

A World beyond the Challenge.

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