概要

SMH-02B01 は、16×16 画素でエリアの赤外線エネルギーを検知し放射温度に換算して出力できる サーモパイル型赤外線アレイセンサモジュールです。 Si レンズ光学系が実装されており、内蔵するA/D コンバータ付きMCU により、各画素毎の換算放射温度およびセンサチップ上に搭載されている温度センサによる環境温度を、同期式シリアルインタフェースよりディジタル出力します。
また、20~200倍の倍率可変プリアンプをセンサICに内蔵しており、制御ソフトウエアにより検出温度範囲の切り換えが可能です。

仕様

・16×16構成 256画素
・視野角:90度(両端素子ピーク間)
・放射温度分解能:±1.5℃
・フレームレート:4/2/1/0.5 FPS(ソフトウエア切替え)
・電源電圧:5.0V±5%
・消費電流:10mA(typ)
・保存温度:-20~80℃
・動作温度:0~50℃ ※氷結および結露なきこと
・10bitADCによるデジタル出力(4線同期式SPI)
・電圧値および放射温度換算出力が可能
・倍率可変プリアンプの倍率切換により検出温度を約250℃まで拡大(25℃環境)
・バンドギャップ型温度センサによる環境温度検出機能、温度補正係数内蔵

ブロック図

特長

1.256画素、視野角90度の高解像度・広範囲検出
従来製品(SMH-01B01: 64画素、視野角35度)と比較して、画素数を4倍、視野角を2.5倍に性能を向上させています。これにより、物体の輪郭をはっきりと識別できるようになり、広い範囲の対象物検出が可能です。

2.レンジ切り替え機能
省エネ家電、セキュリティ機器、産業機器など様々なアプリケーションに対応するため、レンジ切り替え機能を搭載、用途に応じてきめ細かく検出温度範囲を変更することができます。

3.高感度、高速レスポンス
赤外線吸収率が極めて高い金黒吸収膜をセンサ素子に採用し、高感度、高速レスポンスを実現しています。

アプリケーション

省エネ用人検知システム、防災監視機器、セキュリティ機器、簡易サーモグラフィー装置、エアコンなど

放射温度表示例

外形寸法図