16×16画素サーモパイル型赤外線アレイセンサモジュール「SMH-02B01」を開発
従来製品と比べて画素数を4倍、視野角を2.5倍へ飛躍的に向上

セイコーNPC株式会社 (本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 大川 浩明) は、遠赤外線用Siレンズ光学系と検出回路、制御用MCUを1つの基板上に実装、画素数および視野角の性能を向上させた16×16画素のサーモパイル型赤外線アレイセンサモジュール 「SMH-02B01」 を新たに開発いたしました。高精度な検知が要求される人体や物体の温度など、今日そのニーズが高まりつつあるセンサアプリケーションの製品化に貢献します。 本モジュールは、Siレンズ光学系と赤外線センサ素子を複数配置したアレイセンサを実装しており、物体が発する赤外線放射エネルギーを離れた位置から検出、ADコンバータ付きマイコンにより温度換算した熱画像をデジタル出力(4線同期式SPI)します。また、20~200倍の倍率可変プリアンプをセンサICに内蔵しており、制御ソフトウエアにより検出温度範囲の切り換えが可能です。

製品の特長

1.256画素、視野角90度の高解像度・広範囲検出

従来製品(SMH-01B01: 64画素、視野角35度)と比較して、画素数を4倍、視野角を2.5倍に性能を向上させています。これにより、物体の輪郭をはっきりと識別できるようになり、広い範囲の対象物検出が可能です。

2.レンジ切り替え機能

省エネ家電、セキュリティ機器、産業機器など様々なアプリケーションに対応するため、レンジ切り替え機能を搭載、用途に応じてきめ細かく検出温度範囲を変更することができます。

3.高感度、高速レスポンス

赤外線吸収率が極めて高い金黒吸収膜をセンサ素子に採用し、高感度、高速レスポンスを実現しています。

仕様

smh-02b01

  • 16×16構成 256画素
  • 視野角:90度(両端素子ピーク間)
  • 放射温度分解能:±1.5℃
  • フレームレート:4/2/1FPS(ソフトウエア切替え) *1
  • 電源電圧:5.0V±5%、消費電流:10mA(typ)
  • 保存温度:-10~60℃
  • 動作温度:0~50℃
  • モジュールサイズ:34.5×57.3×10.95mm *2
  • 10bitADCによるデジタル出力(4線同期式SPI)
  • 電圧値および放射温度換算出力が可能
  • 20~200倍の倍率可変プリアンプ内蔵、制御ソフトでレンジ切り替え可能 *3
  • バンドギャップ゚型温度センサによる環境温度検出機能、温度補正係数内蔵

    *1 現試作品のフレームレートは4FPSに固定です
    *2 製品リリース時にはモジュールサイズを小さく変更する予定です
    *3 現試作品の倍率は最大値に固定です

 

用途

  • 省エネ用人検知システム、防災監視機器、セキュリティ機器、簡易サーモグラフィー装置、エアコンなど

放射温度表示例

ブロック図

外形寸法図

展示会のご案内

当製品を「Smart Sensing 2017」に出展、デモンストレーションを実施いたします。
期間中、担当営業とセンサ製品に関する具体的な商談も可能です。
日時などのご要望は「ビジネスマッチングシステム(事前登録制)」からお願いします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております

開催日:2017年6月7日(水)~ 9日(金)
会場:東京ビッグサイト 東2ホール ブースNo. SS-13

 

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