セイコーNPC株式会社 (本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 大川 浩明) は、水晶発振モジュール用CMOS IC 「7101シリーズ」の販売を開始しました。
製品概要
本シリーズは、発振周波数調整機能と分周機能を備えた水晶発振モジュール用CMOS ICです。
発振回路を定電圧回路で駆動することにより、低消費電流、低周波数電圧偏差を実現しました。
充実した機能ながら、1612サイズの小型パッケージに実装できます。
主な特長
- 近距離無線用途のニーズを満たす高精度・小型。高温(~125℃)にも対応
- 発振周波数調整機能(f0調整機能)を内蔵し高精度化を実現
- 分周機能により種々の周波数に対応。短納期と管理コスト低減に貢献
仕様
- 発振周波数:16~80MHz
- 出力周波数:0.25~80MHz
- 出力仕様:CMOS
- チップサイズ:0.6mm×0.62mm(1612または2016パッケージに実装可)
- 電源電圧 :1.6~3.63V
トレイ上の7101チップ
- 動作温度範囲 :-40~+125℃
- 内蔵メモリ: 不揮発性メモリ(OTP: One Time Programmable)
- f0調整機
– 調整方法 : メモリ書き込み
– 発振負荷容量(CL)設計値: 5pF
– 周波数可変幅 : ±30ppm (min)
– 周波数可変分解能 : 1.5ppm/bit (max) - 発振周波数分周機能
– 設定方法 : メモリ書き込み
– 選択可能分周数 : 1/2, 1/4, 1/8, 1/16, 1/32, 1/64 - 用途 : Bluetooth/Wifi等の近距離無線、ウェアラブル端末等
新製品概要
製品名 |
7101シリーズ |